日銀の金融政策によるローテション、どうする?

昨日の金曜日、日経平均下がりましたね。
なぜ急激に下がったかは、やはり日銀の金融政策によるものでしょう。



日銀が政策修正決定 ETF購入、年6兆円の目安削除
日銀19日の金融政策決定会合で、金融緩和の長期化を見据えた政策修正を決めた。上場投資信託(ETF)購入は原則年6兆円の目安を削除した。株高局面は購入を見送り、市場の混乱時に積極的に買う姿勢を明確にした。買い入れ対象は東証株価指数(TOPIX)連動型のみとする。将来のマイナス金利深掘りを可能にするため、金融機関に上乗せ金利を付ける制度もつくる

日本経済新聞
2021年3月19日 12:42 (2021年3月19日 13:45更新)


どういうことなのか?
ザックリ説明しますと、

1.背景
これまで日銀は年間6兆円分の株を購入していた。(時には倍プッシュで12兆円のときも)
一国の中央銀行が、巨額の金額を、その国の株式市場に資金を投入することはあまり他の国ではないことだそうです、経済がそんなに良くなくても株価がある程度安定しているのはそのせいとも言えると思います。
また、各上場会社の株を個別に購入しているのではなく、ETFと呼ばれる、いわば詰め合わせパック商品(投資信託商品)ですので議決権などはありませんが、対象を幅広くして購入し、株式市場の一部をいわば底支えしているわけですね...実際の経済実態を表していないような怖い気もしますが、この施策自体が良いか悪いかは、さておき、

2.「上場投資信託(ETF)購入は原則年6兆円の目安を削除した。」
これまでの対象は、日本経済新聞社が東証1部に上場する企業の中から業種等のバランスを考慮して選んだ、日本を代表する225社を対象としたETFも購入していた。
まぁ、これに当然、ファーストリテイリングが含まれてますが、日経225は株価自体がキーになっているため、株価の高いファーストリテイリングは、寄与度も高いけれど、この日銀の施策の恩恵も最も受けていた(不公平?ズルい?)。
今は株価も全体的に戻ってきたらから、これから特に必要な場合を除いて、この施策はやめるよ~ということなのでしょうか……つまり、ファーストリテイリングとしてはこれまで受けていた恩恵が少しなくなるといったところでしょうか。

3.「買い入れ対象は東証株価指数(TOPIX)連動型のみ」
また、これから資金投入する場合でも、これまでは日経225社も間接的に買っていたのだけど、これを改めて、東証1部上場企業 2,195社(2021年3月19日時点)をまんべんなく対象としたTOPIX連動型のみにするよ、ということです。よって、同日TOPIX指数は上昇したのかな。(必要に応じてという部分ではTOPIXも変わらないのだけど)

ここで日経平均とTOPIXの違いを詳しく知りたい人は以下のリンクがわかりやすいです。

https://kabu.com/kabuyomu/money/424.html

日経225
・対象銘柄は225銘柄のみ
・株価の単純平均をベースに算出している(日経225=225銘柄の株価合計÷除数)

TOPIX
・東証一部上場全銘柄が対象
・基準日と比較時の時価総額比較で値を計算している。

4.金融機関に上乗せ金利を付ける制度もつくる。
これは、うまく説明できないので、以下の高橋ダンさんの動画を見て欲しいのですが、銀行や金融機関に少し有利に働くようになった、ということです。


さて、ここで今後どうしようかといことですが、
結論としてものすごく単純に考えると

中長期については特に、
「日経225への寄与度が高い対象からTOPIXへの寄与度が高い対象と銀行系に切り替えたほうがよい」かなということです。

以下は少し古いデータなので、今は、そのまま当てはまらないと思いますが、まぁさほど大きく変わらないだろうということで、2つを比べてみますね。

そして、実際に、日銀の施策が発表された金曜日の事象をみてみましょう。

如実に表れました (゚Д゚;)

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