VEXED「オレたち、ゆる刑事 ~ジャック&ケイト」

VEXED
邦題は、「オレたち、ゆる刑事 ~ジャック&ケイト」


このドラマの内容を理解しやすくするためこの邦題が付いたのだと思いますが、原題VEXEDは「ムカつく、イラつく」と言う意味ですね。

面白過ぎる。
やはりイギリスのこういうシニカルなテイスト大好きなのです。

Season1とSeason2で相棒の女性刑事が異なるのですが二人ともとても素敵で良い味をだしています。

まず、主役のジャックを演じるのはトビー・スティーブン
ダメ男、カッコつけないのにカッコイイ (イギリス・ドラマのこういうところ好き)

Season1は3話しかなくて、見終わった後の腹八分目間がまたたまらん...
相棒ケイトを演じるのは、ルーシー・パンチ。
ダメ男を軽蔑する目つきとか最高、絶妙。

Season2は6話、これまた多すぎず良い。
相棒ジョージーナを演じるのはミランダ・レイソン。
(相棒変わった時、Season1の邦題しくじったと思っただろうな)
こちらは理想が高い仕事がデキる女

それぞれ、ダメな男たちを軽蔑しながらも、それでも愛がある感じのする大人の女性。
それでも恋仲になるようなことがなく、そこがまた良い。

本部と呼ばれるカフェレストラン(?)の店主のトニーを中心に行われる会話は秀逸。
イギリス英語を学びたい人は必見です。

このドラマでまたイギリス英語に興味惹かれました。
女の子のことを”birds”と言ったりするのが普通ということも分かりました。
また、よく、”bloody”という言葉がでてきます。
これは米語でいうところの”fucking”に用法は近く、良い意味でも悪い意味でも強調するときに使われる形容詞なのですが、fucking ほど失礼でなく”bloody”の方が洗練されていて好きです。

”bloody”についてはこちらの解説がとても参考になります。
https://www.eigowithluke.com/bloody/https://www.eigowithluke.com/bloody/