『行動はポジティブでいいのだが...』

肯定的です, 負, コントラスト, 反対, 自己イメージ, 知覚, 自己認識

行動はポジティブでいいのだが、思考回路に負の面を持ち合わせなければ危機回避はできない

出典・引用元
「冷たい狂犬」 渡辺裕之(著)角川文庫

男の願望を絵にかいたような主人公、影山夏樹のセリフから。

この世知辛い世の中を渡り歩くには楽観主義では危険なのです。
”現実的楽観主義”で行きましょう。

https://www.lifehacker.jp/2017/08/170802_book_to_read.html

『世界は偉人たちの水準で...』

記念碑, 像, ギリシャの神々の数字, アテナ, 保護されています, 開催

世界は偉人たちの水準で生きることはできない。』

出典・引用元
「金枝篇」J・G・フレイザー
(イギリス・スコットランドの社会人類学者、1854~1941)

普通の人は、偉人たちのように生きることはできない。
だからこそ、さまざまな問題や争いが起こるのだということでしょう。

前回の人間の基本欲求に関連する言葉といい人の性(さが)というものはやはり消し去ることは難しく、みんながみんな聖人君子のようには生きていくことができる世界・社会などは夢物語なのか...。

『社会生活の中に見られるあらゆる競争の原動力は...』

カール ・ マルクス, フリードリヒ ・ エンゲルス, 批判, 哲学者

社会生活の中に見られるあらゆる競争の原動力は、たった二つの欲望に還元される。食欲と性欲だ。

出典・引用元
「ジェノサイド」高野和明(著)角川書店

「社会生活の中に見られるあらゆる競争の原動力は、たった二つの欲望に還元される。食欲と性欲だ。
獣性を保持した人間ほど、恫喝や謀略といった手段を用いて、組織と名付けられた群れのボスにのし上がろうとする。
資本主義が保障する自由競争は、こうした暴力性を経済活動のエネルギーへとすり替える巧妙なシステムなのだ。
法で規制し、福祉国家を目指さない限り、資本主義が内包する獣欲を抑え込むことはできない。
とにかくヒトという動物は、原始的な欲求を知性によって装飾し、隠蔽し、自己正当化を図ろうとする欺瞞に満ちた存在なのだった。」

確かに、そうかもしれない、と思わせる究極の真理!?


平和なんて口にするのは、基本欲求(食欲、性欲、睡眠欲)が満たされた者だけだ、という話もよく聞きます...。
この本、10年前ぐらいの今頃、2011年3月に出版された本ですが、今でも色あせない。
ハリウッド映画のSFよりもとても面白いです。

日銀の金融政策によるローテション、どうする?

昨日の金曜日、日経平均下がりましたね。
なぜ急激に下がったかは、やはり日銀の金融政策によるものでしょう。



日銀が政策修正決定 ETF購入、年6兆円の目安削除
日銀19日の金融政策決定会合で、金融緩和の長期化を見据えた政策修正を決めた。上場投資信託(ETF)購入は原則年6兆円の目安を削除した。株高局面は購入を見送り、市場の混乱時に積極的に買う姿勢を明確にした。買い入れ対象は東証株価指数(TOPIX)連動型のみとする。将来のマイナス金利深掘りを可能にするため、金融機関に上乗せ金利を付ける制度もつくる

日本経済新聞
2021年3月19日 12:42 (2021年3月19日 13:45更新)


どういうことなのか?
ザックリ説明しますと、

1.背景
これまで日銀は年間6兆円分の株を購入していた。(時には倍プッシュで12兆円のときも)
一国の中央銀行が、巨額の金額を、その国の株式市場に資金を投入することはあまり他の国ではないことだそうです、経済がそんなに良くなくても株価がある程度安定しているのはそのせいとも言えると思います。
また、各上場会社の株を個別に購入しているのではなく、ETFと呼ばれる、いわば詰め合わせパック商品(投資信託商品)ですので議決権などはありませんが、対象を幅広くして購入し、株式市場の一部をいわば底支えしているわけですね...実際の経済実態を表していないような怖い気もしますが、この施策自体が良いか悪いかは、さておき、

2.「上場投資信託(ETF)購入は原則年6兆円の目安を削除した。」
これまでの対象は、日本経済新聞社が東証1部に上場する企業の中から業種等のバランスを考慮して選んだ、日本を代表する225社を対象としたETFも購入していた。
まぁ、これに当然、ファーストリテイリングが含まれてますが、日経225は株価自体がキーになっているため、株価の高いファーストリテイリングは、寄与度も高いけれど、この日銀の施策の恩恵も最も受けていた(不公平?ズルい?)。
今は株価も全体的に戻ってきたらから、これから特に必要な場合を除いて、この施策はやめるよ~ということなのでしょうか……つまり、ファーストリテイリングとしてはこれまで受けていた恩恵が少しなくなるといったところでしょうか。

3.「買い入れ対象は東証株価指数(TOPIX)連動型のみ」
また、これから資金投入する場合でも、これまでは日経225社も間接的に買っていたのだけど、これを改めて、東証1部上場企業 2,195社(2021年3月19日時点)をまんべんなく対象としたTOPIX連動型のみにするよ、ということです。よって、同日TOPIX指数は上昇したのかな。(必要に応じてという部分ではTOPIXも変わらないのだけど)

ここで日経平均とTOPIXの違いを詳しく知りたい人は以下のリンクがわかりやすいです。

https://kabu.com/kabuyomu/money/424.html

日経225
・対象銘柄は225銘柄のみ
・株価の単純平均をベースに算出している(日経225=225銘柄の株価合計÷除数)

TOPIX
・東証一部上場全銘柄が対象
・基準日と比較時の時価総額比較で値を計算している。

4.金融機関に上乗せ金利を付ける制度もつくる。
これは、うまく説明できないので、以下の高橋ダンさんの動画を見て欲しいのですが、銀行や金融機関に少し有利に働くようになった、ということです。

https://youtu.be/5qNVKHpeWC4

さて、ここで今後どうしようかといことですが、
結論としてものすごく単純に考えると

中長期については特に、
「日経225への寄与度が高い対象からTOPIXへの寄与度が高い対象と銀行系に切り替えたほうがよい」かなということです。

以下は少し古いデータなので、今は、そのまま当てはまらないと思いますが、まぁさほど大きく変わらないだろうということで、2つを比べてみますね。

そして、実際に、日銀の施策が発表された金曜日の事象をみてみましょう。

如実に表れました (゚Д゚;)

ファーストリテイリング株 回復なるか 其の3?

ひきつづき注目していきます。

5日線と20日線が乖離すると、今度は近づいていきます。
今は底固めしている段階でしょうか。
下落する可能性もまだまだあるのでエントリーするにはまだ材料が必要ですが、5日線のノウハウをよく復讐しておきましょう。

レンジ幅の中でも、確率高く稼ぎ時はあるということです。
個人的には基本は虎の巻1を肝に銘じ、まだ不確定要素が高いのでエントリーしません。

三澤たかのり先生のこちらが参考になります。

エムスリー デッドクロス? その2

デッドクロスじゃない? の続き、その後の検証です。

前回がココ、株価金額書くのを忘れました(゚Д゚;)が、恐らく9,000円を少し下回るぐらいかな。

そして👇 昨日の終値です。

7,264円

見事に落ちました。
やはりこのセオリーもある程度は真ですね。


ファーストリテイリング株 回復なるか?

3日間連続下落です。日経平均も3日間連続で下落している一つの要因であることは間違いないですね。

・米長期金利上昇への警戒感(一般的に金利が上向くと株が下向く相関関係にある)
・米ナスダック先物安
・上海香港株安

などが主な重しになっているようです。

さぁ、朝からかなり激しいもみ合いがされていますが、今日は陽線でるかな?
注目ですね。

デッドクロス手前にも見えますが、さて。

VEXED「オレたち、ゆる刑事 ~ジャック&ケイト」

VEXED
邦題は、「オレたち、ゆる刑事 ~ジャック&ケイト」


このドラマの内容を理解しやすくするためこの邦題が付いたのだと思いますが、原題VEXEDは「ムカつく、イラつく」と言う意味ですね。

面白過ぎる。
やはりイギリスのこういうシニカルなテイスト大好きなのです。

Season1とSeason2で相棒の女性刑事が異なるのですが二人ともとても素敵で良い味をだしています。

まず、主役のジャックを演じるのはトビー・スティーブン
ダメ男、カッコつけないのにカッコイイ (イギリス・ドラマのこういうところ好き)

Season1は3話しかなくて、見終わった後の腹八分目間がまたたまらん...
相棒ケイトを演じるのは、ルーシー・パンチ。
ダメ男を軽蔑する目つきとか最高、絶妙。

Season2は6話、これまた多すぎず良い。
相棒ジョージーナを演じるのはミランダ・レイソン。
(相棒変わった時、Season1の邦題しくじったと思っただろうな)
こちらは理想が高い仕事がデキる女

それぞれ、ダメな男たちを軽蔑しながらも、それでも愛がある感じのする大人の女性。
それでも恋仲になるようなことがなく、そこがまた良い。

本部と呼ばれるカフェレストラン(?)の店主のトニーを中心に行われる会話は秀逸。
イギリス英語を学びたい人は必見です。

このドラマでまたイギリス英語に興味惹かれました。
女の子のことを”birds”と言ったりするのが普通ということも分かりました。
また、よく、”bloody”という言葉がでてきます。
これは米語でいうところの”fucking”に用法は近く、良い意味でも悪い意味でも強調するときに使われる形容詞なのですが、fucking ほど失礼でなく”bloody”の方が洗練されていて好きです。

”bloody”についてはこちらの解説がとても参考になります。
https://www.eigowithluke.com/bloody/https://www.eigowithluke.com/bloody/