月曜(5/17)の攻め方をNF日経レバで考察 with MACD!

久しぶりに株のことについてアウトプットします。
このところ地合が悪く、勉強になること盛りだくさんだったのでインプットばかりしてました。

さて、金曜日に日経平均は少し回復しましたので、「お!これは回復基調、踏み上げ狙ってガンガン行こうぜ!」というのが、まっさきに頭に浮かんだ短絡的な思考ですが、「まてよ」と。こういう短絡思考が東証に潜む魔物のエサになるのではと、ふと疑心暗鬼にかられる。

...というほどのことでもないのですが。
このようなトレンドが変わるかどうかの見極めも勉強になるのであえて落ち着いて客観的事実とデータで考察してみた、ということです。

題材は「NF日経レバ(1570)」日経平均連動型なので結果を考察しやすいとして選びました。

結論としては、負けない投資をするのであれば様子見、理由は以下のとおりです。

チャートをみます。


ポイント① 
リバウンドを見せた金曜日(5/14)でしたが下落が続いた3日間よりも出来高は少なかった

日経平均同様、直近6か月にはなかった下落が大きな幅で3日連続で続くという現象のあと、先週の金曜日に陽線がでましたが、ここでまず、気になったのが、出来高が少ないこと。
まだ警戒感が強く、緊張も高くどちらに向かうかわからずリスクが高い。
「どんなものでも高いところから落とせば落とすほど、それなりには跳ね返る...」
しかし、その落ちる”物質”が軽いか重いかまだよく見えない。

ポイント
25日線も明らかに下を向いている

過去には大きな陰線が出た後に、陽線がでると上昇トレンドに転じている。
ただ、今回は25日線が明らかに下を向いており下降トレンドにあること、また直近の過去3回の転換点ともに前日の高値を超えてない範囲でリバウンドしているが、今回は前日の高値を大きく超えたので、若干の逆反動も予想される。

ポイント
MACDで見るとまだ本格的な上昇トレンドには程遠い。

MACD(上の表中段の赤線)MACDシグナル(グレー線)の2つのラインがまだかなり離れていますし、MACD自体が0ラインのところから遠く離れていますので、判断は今ここで焦って行わなくとも0ラインに向かい始めてからでもよい。

MACDについてはマネックス証券さんの図解付き開設が非常にわかりやすいです。
↓にリンク紹介と抜粋をしておきます。
理論はわからなくとも使い方がわかっていればよいと思います。

https://info.monex.co.jp/technical-analysis/indicators/002.html

MACD(通称マックディー)は、移動平均の発展版で、更に売買シグナルにおいて精度を高くした、トレンド分析の中でも人気のある指標の一つです。「移動平均収束拡散」又は「移動平均収束乖離」などとも呼ばれています。
トレンド形成時に威力を発揮するため、逆にボックス相場に弱いのが特徴です。
主にMACDとMACDシグナルという2本のラインの交差を売買のタイミングとして用いられることが多く、初心者の方でもシグナルの発見が容易です。

引用:マネックス証券

『美しい「花」がある、「花」の美しさという様なものはない...』

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美しい「花」がある、「花」の美しさという様なものはない』

出典・引用元
「当麻(たえま)」
小林 秀雄(こばやし ひでお、1902年 – 1983年)
日本の文芸評論家、編集者、作家、美術・古美術収集鑑定家。


1942年、戦時中に書かれた文章で、能楽を観た批評文「当麻」に出てくる言葉です。
世阿弥の「風姿花伝」。その中の奈良の当麻寺で美しい姫が仏法の徳を讃えて舞を舞うとい能の演目の一つを引合いに出します。

曖昧な「美の客観的な観念」について考えさせられる言葉です。

ヤフー知恵袋の中に、個人的にしっくりくる解釈がありましたのでご紹介↓

一説には、ロダンの言葉、 「美しい自然がある、自然の美しさといふものはない」 の引用とも言われていますが、 美を、深く追求した小林秀雄は 美は頭で考えた観念ではなく、 自分の中で受け止められるもので あることを感じていたと言われます。

認識できる存在があって(人の感情、心) 外界の物事(花)は成り立つと 考えたのかも知れません。 つまり、花を見て、美しいと感じる瞬間に、 花と美は一体化している。

引用:ヤフー知恵袋

『春の日やあの世この世と馬車を駆り...』

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春の日やあの世この世と馬車を駆り』

出典・引用元
「水妖詞館」中村苑子(1913〜2001)俳人
幽玄・夢幻的な句風で知られた。

今日は、俳句から。
本日、2021年5月5日は二十四節気の一つ『立夏(りっか)』です。
春は過ぎていきますが、この少し不思議な句を紹介。

「あの世」という言葉が出てきますが、作者が何を思って読んだのか。
調べてもあまり出てきません。

とある春の日に馬車を駆ってしきりに現世と死後の世界を往復している
そんな非現実的な体験を句にしたのか
死の身近さを感じ取った句なのか
天駆ける馬車が、いそがしくお迎えに来てうつし世とあの世を行ったり来たりしているのでしょうか

いろいろと想像を掻き立てられます。

「水妖詞館」というタイトルの句集のタイトルも言葉通り妖しげです。
中村苑子さん、どうのような女性だったのでしょう。

松下カロさんのブログに少し中村苑子さんと、彼女の句に関する記載がありましたのでご参考までにリンクを貼っておきます。

http://mkk0076.blog88.fc2.com/blog-entry-139.html



「現世(うつし世)はゆめ 夜の夢こそまこと」江戸川乱歩


ふと、乱歩のこの言葉を思い出しました。
江戸川乱歩もそうですが大正~昭和初期の作品にはモダンで妖しげ世界を持つ作品があり好きです。

連想ゲームのように話は変わりますが、
一昔前,小学生のころのこと。
父の会社の同僚のお子様が、高橋葉介先生で「夢幻紳士」はじめ、著作の漫画を頂きました。
「夢幻紳士」も大正ロマンの時代を背景にしています。(と思います。)
幻想的な探偵漫画です。
筆のタッチが独特で、少し不気味ながらもコミカルで面白かったなぁ。
また、読みたい。
(「鬼滅の刃」テイストのルーツもこれじゃないかと、思ってしまった。むやみに無責任なことは言えないが...)

・・・・閑話休題。

とにかく書きながら記憶がフラッシュバックしてしまう不思議な句でした。

では、ゴールデンウィーク最後の晩、うつし世がゆめにならないことを祈って寝ます。

おやすみなさい。